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『遊星からの物体X』 ★★★★★ ジョン・カーペンター監督作品の中でもイチオシ!  [映画:ホラー・ミステリー・サスペンス]

これぞB級SFホラーアクションの一級品?!
「物体X」そのものよりも、緊迫した心理戦がドキドキ怖い!


遊星からの物体X ― コレクターズ・エディション 遊星からの物体X ― コレクターズ・エディション 
■STAFF■ 
監督:ジョン・カーペンター
音楽:エンニオ・モリコーネ
■CAST■
マクレディ:カート・ラッセル
ブレア:ウィルフォード・ブリムリー
チャイルズ:キース・デイヴィッド

story  
 ここは、一面氷に閉ざされた世界、南極。
 ある日、アメリカ南極観測隊の基地の隊員達の耳に、ヘリのローターと発砲の音が届いた。
 何事かと見ると、何故かヘリの乗員は、逃げる一匹の観測犬を必死で狙撃している。
 ヘリは着陸し、追手はベース内に逃げ込んで来た犬めがけ、なおも発砲し続ける。
 その弾がアメリカ隊員に当たっても止めないために、彼らは理由も分からぬまま応戦し、やむなく追手を射殺してしまった。
 死亡した男はノルウェーの観測隊員だと分かった。
 「なぜこの犬を?」・・・尋常でなかったその様子の謎を解明すべく、連絡の取れないノルウェー隊基地へと赴いたマクレディ達が見たものは、何かに襲撃されたかのような建物と、その周りに無残に転がる隊員達の死体という全滅の事態だった。
 そして調査のために、人間とも思えぬ形に変形した異様な焼死体と、ノルウェー隊の作業の記録フィルムを持ち帰ったのだが・・・続きを読む

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『日出処の天子』(第1巻)~(第7巻) 作:山岸凉子 ★★★★★ [コミック:全般]

なんて美しく、なんて残酷で、なんて悲愴な。。。。
読後、すぐには現実の世界に戻れないような感動に、
何度も何度もページをめくり、また読み返さずにはいられない


日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

  • 作者: 山岸 凉子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 文庫
日出処の天子 (第1巻)~(第7巻)       山岸凉子       
日出処の天子 (第2巻)       日出処の天子 (第3巻)     日出処の天子 (第4巻)
日出処の天子 (第5巻)       日出処の天子 (第6巻)     日出処の天子 (第7巻)

天皇を中心とする国家創建の理想を貫くために、
様々な権謀術数を駆使した権力闘争の中に身をおく厩戸王子(うまやどのおうじ)。
周りからは、沈着冷静、頭脳明晰、完全無欠と見られている彼だったが、
常人とは異質な能力や性質によりもたらされる深い孤独を抱え、
その心の奥底には果てしない苦悩の闇が広がっていた。
そんな厩戸王子にとり、唯一無二の存在となっていく蘇我毛人(そがのえみし)であったが。。。。

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『異界録』『壷中天』『鬼市』『燕見鬼』 作:諸星大二郎 ★★★★★ [コミック:ホラー・ミステリー・サスペンス]

一度はまったらもう抜けられない諸星ワールド!!
不思議で不気味でオモシロイw



諸怪志異 シリーズ        諸星大二郎
   諸怪志異 (1) 異界録 アクションコミックス        諸怪志異 (2) 壺中天 アクションコミックス
   諸怪志異 (3) 鬼市 アクションコミックス         諸界志異 (4) 燕見鬼 アクションコミックス      

 異界からの来訪者を見破る目をもつ少年「阿鬼」。
 師である「五行先生」とともに 破魔の旅を続けるが。。。

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『殺しのドレス』 ★★★★☆ さすが巨匠!巧みな心理描写が印象的なサイコ・スリラー! [映画:ホラー・ミステリー・サスペンス]

これは「怖くない」か「怖い」か、恐怖度の評価が分かれるかも
でも、映画の出来として総合的に見たなら、私はかなり好きな作品です


殺しのドレス (2枚組特別編) 殺しのドレス
■STAFF■ 
監督・脚本:ブライアン・デ・パルマ
撮影:ラルフ・ボード
■CAST■
ロバート・エリオット:マイケル・ケイン
ケイト・ミラー:アンジー・ディッキンソン
リズ・ブレイク:ナンシー・アレン

story
 性への欲求に悩まされていた人妻のケイト。
 美術館で出会った男性と行きずりの情事を楽しんだ帰りに、金髪の女に剃刀でメッタ切りにされて殺されてしまう。
 それを偶然目撃してしまった娼婦のリズは、ケイトの息子と事件の謎を追うことになるが、今度は彼女に、執拗に付け狙う殺人鬼の影が迫る・・・。
 そして最後に明らかになる、驚愕の犯人の正体!

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『黒い家』 作:貴志祐介 ★★★★★ 第4回日本ホラー小説大賞受賞作品 [本:ホラー・ミステリー・サスペンス]

人間の怖ろしさを思い知らせてくれる傑作サイコ・サスペンス 

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 文庫
黒い家     貴志祐介

  恐怖の連続、桁外れのサスペンス
  読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編
                            (カバー裏面コピーより)

 

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『ビデオドローム』 ★★★☆☆ ディスクの時代になってもこの悪夢は終わらない [映画:ホラー・ミステリー・サスペンス]

このおぞましさは幻覚か?それとも現実か?
禁断のビデオに囚われてしまったのは、観ているあなたなのかもしれない!


ビデオドローム [ユニバーサル・セレクション] (初回生産限定)

ビデオドローム
■STAFF■
監督: デヴィッド・クローネンバーグ
特殊メイク効果デザイナー: リック・ベイカー
■CAST■
マックス: ジェームズ・ウッズ
ニッキー: デボラ・ハリー


 
 1982年製作のこの映画のストーリーに欠かせないキー・ツールは、「ビデオ(テープ)」。
 ディスクが主流の昨今では、「・・・ビデオ?」なんて少々時代遅れのように思う向きもあるかも。
 (だって、この映画のジャンルは「SFホラー」らしいですから。)

 でも、古い新しいにかかわらず、この「ビデオ」というところがミソのようにも思えます。
 クローネンバーグ 監督独特の、グロテスクで、ある種卑猥とも言えるシュールな表現が創造する世界にマッチしているような。
 (以下、一部描写についてのネタバレがありますのでご注意ください。)

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『源平紅雪綺譚』 作:大竹直子 ★★★★★ [コミック:全般]

あの歴史ロマンの名作コミックが復刊!

源平紅雪綺譚

源平紅雪綺譚

  • 作者: 大竹 直子
  • 出版社/メーカー: 小池書院
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本
源平紅雪綺譚     大竹直子

源氏と平家。
命がけの闘いのさなか、その運命を受け容れながらも惹かれ合う男たち。

・・・・・
「男たち」というより、人と人、かな?


 (以降ストーリーそのものに言及する箇所があります。)

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